みなさん、こんにちは。
発寒の学習塾・あすなろ学舎です。
むかしむかし、私が先生になりたての頃、
先輩の先生から聞いたお話です。
世界で一番固い種。
みなさん、なんだと思いますか?
お父さんが晩酌のおつまみで食べているかもしれません。
それは、ピスタチオなんです。
おつまみは、もう煎って食べやすい状態になっていますが、
たまに殻が割れてないピスタチオ見たことありませんか?
あれ、めちゃくちゃ固いんですよ!
煎る前の、生だとなおさら割れないんですよ。
でも、中の種はとってもおいしいから、なんとかして出したい!
力ずくで・・・
無理矢理・・・
すると
割れちゃうんです。
肝心の、中の種が。
残念ですよね。
でも、その殻が簡単に割れる方法があるんです。
必ず。
それは、
適切な温度と水があれば。
殻が割れて、芽が出てくるんです。
適切な環境さえあれば、種から必ず芽が出るんです。
種によって、発芽までにかかる時間は違います。
でも、必ず芽は出る。
だから子どもたちにも、芽が出るように、適切な環境を与えよう。
私たち大人が、適切な環境を作ろう。
そう、先輩の先生から教わりました。
その先生は、喜多川泰(きたがわやすし)さんといって、横浜の塾の先生で、
作家さんで本も出版されてる先生です。
このお話を聞いたとき、なるほどなあと思いました。
自分も子どものとき、全然勉強しなかったけど(笑)
あるとき突然勉強が楽しくなった時がありました。
それまで両親も、手を変え品を変え、でも勉強する環境を整えてくれました。
塾だったり家庭教師だったり、自己学習であったり、その時私の望む環境を与えてくれました。
よく・・・あきらめなかったなあと思います(笑)
芽は必ず出ます。
だからみんなも、安心して自分の芽を出して、自分の花を咲かせてください。