努力はかっこ悪いですか?

こんにちは! 

発寒の学習塾あすなろ学舎の事務スタッフです。 

 

時代の風潮なのだと思いますが、 

「頑張ってるのって、かっこ悪い」という空気があると感じます。 

 

いえいえ。 

昔からそういう風潮は、あったと思いますが、 

それでも努力する人は構わず努力していました。 

 

今は、良くも悪くも「空気を読む」ことに 

長けている(たけている)人が多くなり、 

かっこ悪いと思われないだろうか?と 

気にしている人が多いような気がします。 

 

 

 

頑張ることを嫌がる人には、 

心理的なある特徴があります。 

 

それは、「傷つきたくない」「認めたくない」 

という恐れです。 

 

何を恐れているかというと、 

「本気をだして、結果が出なかった時に傷つきたくない」 

「結果が出なかった時に、人からなんて言われれるか怖い」 

 

そして、もう少し深いところに行くと、 

「かっこ悪い自分を認めたくない」 

「できない自分を認めたくない」 

という心理が眠っています。 

 

そりゃあそうですよね。 

誰もがそう思ってます。 

 

誰だって、 

自分はできないと思いたくないし、 

かっこ悪いのは嫌だし、 

そんな自分は認めたくないんです。 

 

 

なので、本気を出して傷つくくらいなら、 

自分を守るために適当にやっていたいのです。 

 

かっこ悪い自分を認めたくない。 

ダサい自分を認めたくない。 

出来ない自分を認めたくない。 

だけど、自分以外の人はやっている。 

 

 

そこで出てくるのは、自分を守るための言動です。 

自分は怖くて頑張れないから、 

頑張れない自分を正当化しようとする。 

 

それが、 

「頑張るのってかっこ悪いよね」と批判する、 

そういう空気を作っちゃうことなんです。 

 

「なに頑張っちゃってんの?」みたいな。 

 

 

ですが、 

それは根本的な解決にはなりません。 

こういうことを言う人は、 

結局、本当は真剣にやらなきゃいけない場面でも、 

一歩引いた姿勢になってしまいます。 

するとどうなるか?というと、結果が出せないんです。 

 

そして、 

「まあ、こんなもんだよね。」なんて言っちゃう。 

 

「いや、俺、本気出してないから~」という言い訳です。 

 

勉強は、習ったから終わり、 

2~3回問題を解いたら終わり、 

というものではありません。 

 

何度も教科書を読み、問題を解き、 

同じところを間違え 

あーまた出来なかったと落ち込み、 

それでも何度も解きなおす。 

 

今日暗記したと思ったことが、 

次の日には、あやふやになり、 

ため息をつきながらまた覚える。 

 

反復学習が大事なんだ、 

そういうもんなんだ、 

これがある日、出来るようになるんだ、 

階段の踊り場の時期かもしれない、 

なんて頭で分かっていても 

キツイものです。 

 

確かにかっこ悪いかもしれません。 

 

そりゃあ、そんな自分は 

認めたくないかもしれません。 

 

ですが、それが勉強です。 

 

今のうちから、周囲の空気に流されず、 

本気になって努力する、 

という経験をしてみてください。 

 

王冠をかぶりトロフィーを持つ泣き笑いの学生

一度でも、本気になって何かを真剣にやる、 

本気で、全力を尽くすという事が 

どういう事か経験してみると、 

斜めに構えて何となくやっているフリをしているのと、 

全く違うメンタル、マインドセットが 

体感として理解できます。 

 

それは、今後の人生において、 

いざという時に必要な力です。 

 

かっこ悪い自分を認めることって、難しい。 

 

だから、誰もができることではない。 

だけど… 

だからこそ、実はかっこいいんです。 

 

人が出来ないことを出来る人は、カッコいい。 

 

そして、その先には、 

それに見合った結果がちゃんとついてきます。 

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