皆さんこんにちは!
発寒の学習塾あすなろ学舎の事務スタッフです。
みなさんは「アハ体験」って知ってますか?
脳科学者の茂木健一郎さんが
テレビ番組で言っています。
あることに「ハッ」と気付く瞬間。
番組では徐々に変わっていく映像の
どこが変わっているか考える、という形で
視聴者も分かりやすく体験できるようになっています。
このアハ体験というのは、Aha experienceとういうもので、
英語圏で物事に気づいた時に発する「Aha」という言葉、
日本語で「ああ!」という言葉と、
経験という意味のexperienceが合わさった言葉です。
このアハ体験が勉強で起きることがあります。
問題を解いている時、
思い出せそうで思い出せないことを、何だっけ?と
必死になって記憶をたぐりよせようと考えていて。
または、分からないことを、うーん…と考えていて。
「あ!そうだ!!」と
瞬間的にひらめく。
その一瞬が勉強におけるアハ体験です。
経験したことのある人は知っていると思いますが、
そのアハ体験の瞬間の気持ちよさ、スッキリ感!
そのやったー!という達成感は、格別です。
このアハ体験が起こると、
「勉強って楽しい」と気付くことができます。
もちろん、勉強の楽しさは他にも色々あるのですが、
この瞬間は本当に最高!
テストの答案が満点で戻ってきた時とはまた違う嬉しさです。
![ビックリ目とビックリマークのたい焼き](https://i0.wp.com/xn--l8j3b8bn2n634swyhg4fuphozy4s1e5ws.com/wp-content/uploads/2020/02/25737568_s.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
このアハ体験は、いつ起こるかは分からないと言われています。
閃きなので、自分でコントロールできません。
ですが、それを増やす土壌を作っておくことはできます。
脳の回路がつながった瞬間のひらめきがアハ体験なので、
そもそも、脳の中に情報を沢山、入れて置かないと起きないのです。
教科書を読む。
問題を解く。
必要なことを暗記する。
その繰り返しによって、脳の中に情報がたまり、
別々に保存されていたものが、つながる!
何となく読んでいた、
教科書に載っている写真の下の小さい文字。
それがテストに出て、思い出した瞬間!
(これ、結構テストで出題されます)
そして、こういう経験をすると、
問題を解くときに、
ああなんじゃないか、こうなんじゃないか。と
考えていく過程自体が、とても楽しく感じるものです。
しっかり自分の頭を働かせているからですね。
分からない問題を、すぐに諦めず、
まず、取り組んでみる、真剣に考えてみる。
勉強って楽しい!を経験してみて下さい。