「聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥」ということわざを知っていますか?
知らないことを人に聞くのは、そのときは恥ずかしいと思っても、聞かなければ一生知らぬまま過ごすことになるので、そのほうが恥ずかしい。知らないことを恥ずかしがったり知ったかぶったりせずに、素直に聞いて学ぶべきだという教え。 ※故事ことわざ辞典より |
英語にも、同じ意味のことわざがあるそうです。
Asking makes one appear foolish, but not asking makes one foolish indeed.
(聞くと愚か者に見えるが、聞かなければ本当の愚か者になる)
Ask much, know much.
(大いに聞いて大いに知れ)
勉強に限らず、何かを人に聞くのは恥ずかしいと思うことや、躊躇してしまうこともあると思います。
「みんな知っているみたいだけど、聞いたらバカにされるかな」
「こんなことを聞いたら迷惑じゃないかな…」
ですが、聞かないことには始まりません。
分からないことを放置しておいて、良いことは一切ありません。
例えば、
新しい物事に挑戦しはじめたとき。
何かのコミュニティに入ったとき。
社会人になったりバイトなどで、初めての仕事を覚えるとき。
説明してくれたけど、イマイチ分からない。
そんな時、質問していいのかな?忙しそうだから迷惑かな?
そう思って聞かずに何となくやっていると…
予期せぬ大きな事故につながったり、取り返しのつかないミスに発展することもあります。
そうならないためにも、分からない事を聞くのはとても大切なことです。
勉強でも、分からない事はどんどん聞いていきましょう。
塾は、分からないと言っていいところです!
それをできるようにするところです。
やってみた
↓
間違った
↓
解答を見て、なぜ間違ったか考える
↓
再挑戦
↓
間違った
↓
聞いて確認する
↓
理解・納得
この流れをやると、自分の頭もしっかり使って考えるので、思考力も鍛えられ、理解し納得した後の定着も良くなります。
受け身で教えてもらうのではなく、
自分でやってみて考えるからこそ、「ああ!そうだったのか!」と腑に落ちるので、理解が深くなるのですね。
一番、効率的な勉強方法かもしれません。
中学生は学年末・私立高校受験とだんだんテストが近づいてきました。
学校のワークは終わっていますか?
提出物は出ていますか?
範囲内のテキストは終わっていますか?
できないところや、わからないところは解決していますか?
その一つ一つが、今もこれからも大事なことです。
着実に前に進むためにも、しっかり考えましょう。