今日は、お子さまではなくお父さまお母さまにお伝えしたい内容です。
生徒のみなさんが勉強したくなるように、私が日々気をつけていることです。
中学生は夏休み最終日ですが、お子さんの夏休みの宿題が終わってなかったり…
テスト前に勉強してる様子が見られないと…
つい言いたくなるこのフレーズ
なんで勉強してないの!?
これ、言いたくなっちゃいますよね(^^;;
わかりますっっ!
このフレーズの中にとっても危険な言葉が一言入ってます!!
それはなんだと思いますか?
「勉強」
ではなく
「してない」
でもなく
「なんで」
これです!!
脳は、なんでと聞かれるとその理由をサーチし始めます。
なので前述のとおり
なんで勉強してないの?という問いに、
勉強できない(してない)理由を探し出すんです。
だって聞かれてるもんね(^^;;
できない理由が見つかると、脳は「あー、こりゃできなくても仕方ないな、やめようか」と考え、そしてそれを実行しします。
怖いことに、「なんで勉強してないの?」という問いが、勉強をストップさせることになるんです。
でも心配しないでください。
やる気になってもらうには、これを逆手にとればいいんです!!
たとえば
宿題終わってないね~
じゃあ、どうすれば終わるかなぁ?
とか
どうしたら勉強したくなるかなぁ?
など
この手法は、第二次世界大戦中にアウシュビッツに捕らえられ、生還した精神学者Dr.フランクルが言っています。
強制収容所という過酷な環境では、死を望む人も多くいました。
でも、そのような人に「あなたはなぜ自殺をしないのですか?」と尋ねるのです。
そうするとその人は生きる理由を探しはじめ、そして生きることを強く望むようになります。
そして質問された人は、生還を果たしたのです!!
このやり方を歴史が証明してくれているようなものですね。
実際にこの言葉がけをしたお子さんのお母さまからは、「家で勉強するようになりましたっ!」というご報告をいただいています。
お家でも、ぜひ一度試してみてくださいね♪