文章問題、得意ですか?
得意、という人は少ないかもしれません。
計算問題はできるけど、文章題は苦手。
文章題になると分からなくなる。
何を聞かれているのか分からない。
やろうと思って読みはじめるけど、頭の中、まっしろ。
それを式にするなんて無理。
分かっているつもりで式を立てて答えを出しても、
ことごとく間違ってる。
色んな声が聞こえてきそうですね。
ですが、苦手だと言って避けては通れません。
今後、文章題の問題が増えていくと言われています。
しかも、聞かれていることはわかっていることなのに、
一読しただけでは「それ」と気づかないような、
複雑な文章題になってきています。
すでに関東の中学受験などでは、
その動きがハッキリしていて、
北海道にもその流れが、確実に入ってきます。
文章問題を解くのに必要な読解力。
読解力って何だと思いますか?
読んで字のごとく、文章を読み解く力。
この「読み解く」って、面倒くさいですよね。
その日本語を日本語として「読む」だけではない。
音読して、分からない日本語はない。
けど、意味わかんない。
どうしてそうなるかというと、その多くは、
回りくどい表現。
一つの文章が長すぎる。
前の文章との関係が分からない。
などのせいです。
読解力をつけるには、
語彙力、要約力、思考力が必要です。
何度も読む。音読する。
分からない言葉を調べる。
長い文章を要約する。
主語と述語が分かる。
イメージする。
図に書いて考える。
そうすると、少しずつ、
回りくどい表現、長い文章。前後の関係も、
その文章の構成や、意味が分かるようになります。
ああ。こういうことか。と。
そして、段々と文章題の「型」が
分かるようになり、
何を聞かれているのかが分かるようになり、
最後には問題を読むだけで、
「あ。あのパターンだな」と分かるようになります。
そのためには、何度も何度も
問題を解かなければなりません。
もしかしたら、今、文章題が苦手なあなたには、
ちょっと遠い道に感じるかもしれません。
そこは、あすなろ学舎の今渕はじめ、
スタッフでしっかりサポートします。
読解力は、国語の文章問題、算数・数学の問題のみならず
全ての教科で必要な力です。
英語のリスニングの問題でも、
単語や文法もそうですが、訳した日本語が理解できない、
という事態も発生します。
今、大人でも仕事で、
メールや仕様書の意味を間違えてしまい、
予期せぬトラブルが増えていると言います。
読解力は人生において、とても大事な力です。
今のうちに、苦手を克服しちゃいましょう。
出来るようになると、世界が広がります。
まずは、主語と述語を意識して、音読をしてみてください。