イメージする力

こんにちは!

発寒の学習塾、あすなろ学舎の事務スタッフです。

 

YouTubeなどの動画やテレビ、好きですか?

ついつい見ちゃいますよね。

 

そして、見始めてしまうと

いつの間にか時間が経ってしまいますよね。

 

大人でも同じなので、その気持ちはよく分かります。

 

 

では、動画…例えば小説を元に映画化されたものと、

元の小説を読むことの違いは何だと思いますか?

 

いくつもの違いがあるのですが、

その一つに、受動的にただ受け取るのと、

能動的に読まなければ進まない点があります。

 

 

映画なら、観ているだけの状態ですが、

読む方は、自分の目で文章を追う。

 

そしてどのような様子なのか、

どんな状況なのかを 常に考えて読み進めなければなりません。

 

どちらが楽か、というと観るだけの方が楽です。

 

ですが、この読むことの中に含まれている、

状況を考える、

どんな様子なのかを想像する力は、

とても大きな力です。

 

 

登場人物がいる場所はどんなところなのか?

どんな洋服なのか?

どのような表情なのか?

どんな気持ちなのか?

 

もちろん、書いてある部分もありますが、

それを具体的に形にし、

色を想像し、

イキイキと頭の中で動かす。

 

 

「田舎のさびれた駅」という文章があったとして、

どれくらいの田舎なのか?

駅の建物の様子はどんな風か、

草木の生い茂っている感じはどんな感じか。

 

想像の中では誰一人同じものはありません。

 

これは、映画なら全く必要のない工程です。

 

画面の中にある背景は、分かりやすいけど想像の余地はなく、

洋服も表情も一つに決まっています。

 

どちらが良いというものではなく、 それぞれに良さがあります。

 

ですが、この読む力。

読んで想像する力、イメージする力というのは、

実は、人それぞれ力の差というものが存在します。

 

知らない意味の単語は全くイメージできないのと同じです。

 

このイメージする力が、国語だけでなく

他の教科の成績にも大きく関係してきます。

 

例えば、算数、数学の文章題。

図形の問題だったとして、 頭の中でその図形をイメージして、

立体的に動かしてという作業が出来なければ、 解くことはできません。

 

他の教科でもそうです。

 

ただ、この力はすぐにできるようになるものでも、

何かで測れるものでもありません。

 

なので…  

普段から、読書しましょう。

 

読んでいて、その情景が頭に浮かびますか?

 

始めは、興味のある本、

簡単に読める本から 楽しく読んでみてください。

 

楽しく読んでいるうちに自然と力が養われます

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