みなさん、こんにちは。
発寒の学習塾・あすなろ学舎です。
最近お伝えしたいことがありすぎて、なにからお話したらいいかわかりません(笑)
今日は、こちらの記事の続きです。
数学の世界では、割り切れない時は分数で表します。
でも理科の世界では、割り切れなくても小数で表します。
その時、どこの位で四捨五入するかは、問題に書かれてある桁数に合わせてください。
問題やグラフの中に、
1.0と書かれていたら、答えも小数第一位の位まで、
1.00と書かれていたら第二位の位まで求めます。
注)四捨五入するのはその下の位ですよ☆
ここで質問です。
1と1.0は同じものでしょうか?違うものでしょうか?
考えましたか?
では解説です。
数直線で説明しますと

四捨五入して1になる数は、いくつからいくつの範囲でしょうか。
この図のとおり、四捨五入して1になる数の範囲は、
0.5~1.4までです。

同じく、1.0について考えてみましょう。
四捨五入して1.0になる範囲は・・・

ぐっと狭くなりますね。
0.95~1.04の範囲しかありません。
比べるとこのぐらい

正確さが違うのがわかると思います。
リンゴの数を数えるなら、1も1.0も同じと言えるかもしれませんが、
理科はデータの世界。
1よりも1.0
1.0よりも1.00の方が、よりデータが正確と言えます。
理科で扱う小数の桁数は、正確さのレベルを表しています。
ですので、理科の問題に答えるときは、
小数の位を揃えてくださいね。